雑誌などで最近よく取り上げらるキーワードのひとつ、ホワイトニング。歯を格段に白くする効果があり、今や日本でも芸能人やモデルのほとんどがやっているとも言われます。
有名人でなくても、普段話したり笑ったりした時に見える歯が白く美しくなれば、毎日がもっと楽しくなりそうですよね。実際、一般女性でもホワイトニングを受ける人が増えているんだとか。
でも、やったことのない人は「一体どうやって白くするの?」「本当に白くなるの?」なんて疑問も湧いてくるはず。そこで今回は、初心者向けにホワイトニングの基本についてお話しします!
ホワイトニングの基礎知識
そもそもホワイトニングって何?
ホワイトニングはその名の通り歯を白くすることですが、歯の表面を削ったりするわけではありません。歯を傷つけることなく、白く美しい歯を手に入れることができるのがホワイトニングの特徴です。
毎日しっかり歯を磨いていても、普段の食生活や加齢の影響を受けて、歯の黄ばみは徐々に蓄積されていきます。最近は「歯を白くする」などと謳った歯磨き粉も見かけますが、市販の歯磨き粉では完全に黄ばみを取り除くことはできません。
そんな歯の黄ばみの悩みを解決してくれるのが、ホワイトニングです。汚れを落とすのではなく、本来の歯よりも白くキレイにできることから、今注目を集めています。
どうやって白くするの?
ホワイトニングで使用するのは、専用の薬剤です。その薬剤を歯に付着させ、光照射などで熱を加えることで、黄ばみの原因である表面のエナメル質の色素を無色透明に分解します。
ただ、エナメル質はもともと半透明。そのため、エナメル質だけをキレイにしても、その下層にある象牙質の黄色っぽさが透けて見えてしまいます。そこで、ホワイトニングではエナメル質をマスキングすることで、歯を本来の色よりも白く見せるのです。
本当に白くなるの?
歯の白さの基準は全部で20段階あり、1回のホワイトニングで2〜3段階白くなると言われています。また、最新技術により4〜5段階も白くなる施術も。自分で鏡を見ても「白くなった!」と実感できるでしょう。
白くなるペースには個人差がありますが、なかなか白くならない人でも継続すれば必ず白くなることから、定期的に通う人が増えているそうです。ただし、セラミックや金属、プラスチックなどの人工の歯には効果がないのでご注意ください。
初めてのホワイトニングに挑戦!
どこで受けられるの?
ホワイトニングは、一般的には歯科医院で受けることができます。ただし、まだすべての歯科医院で扱っているわけではありません。インターネットなどでホワイトニングが受けられるかどうかを事前に調べてから行くのがよいでしょう。
比較的新しいデンタルクリニックや、歯の美しさをテーマにしている審美歯科には、大抵ホワイトニングのメニューがあります。また、ホワイトエッセンスのように、ホワイトニング専門のデンタルエステサロンも人気です。
所要時間は?
施術内容や歯の本数などによって変わってきますが、そんなに時間はかかりません。所要時間は大体30分〜1時間程度。駅近のクリニックなら、会社帰りや買い物のついでにも気軽に寄って行けるでしょう。
ネイルサロンや美容院に行くよりも、ホワイトニングを受けてくる方が短時間で済むはずです。
コストはどれくらい?
さて、気になるお値段ですが、相場は約2~10万円と言われています。「1本◯円」という価格設定だったり、通う回数によってプランが分けられていたりと、クリニックによってまちまちです。
1本ワンコイン(500円)で気軽に受けられるところもあれば、白さを保証する定額プランを用意するところも。安さ重視か、効果重視かなど、求める基準によっても変わってきそうですね。
痛みや副作用などはないの?
従来のホワイトニングでは、薬剤が染みて痛みが出るケースもあったようですが、最近では歯に染みない薬剤を使っているところがほとんどです。(もし強い痛みを感じるようなら、クリニックを変えた方がよいでしょう。)
また、かつては施術後の歯にシミができたり、不自然な白さになることが稀に起こっていたようですが、最新のホワイトニング技術ではそのようなトラブルの心配もありません。
おわりに
いかがでしたか?「意外と手軽にできそう」「そんなに敷居は高くなさそう」なんて思った人も多いのではないでしょうか。
実際、ホワイトニングをエステ感覚で気軽に受ける女性は増えています。確かな効果とコスパの高さを実感し、リピートする人も多いようです。もしかしたら数年後には、ホワイトニングも美容院に通うのと同じくらいの常識になっているかもしれませんね。
(編集・執筆:サムライト)