不安と期待に胸を膨らませながら、ホワイトエッセンスで初めて歯のクリーニングに挑戦したスタッフH。
果たして、1日20本以上たばこを吸うヘビースモーカーの歯は、本来の輝きを取り戻せるのでしょうか?
▼前編はコチラ
たばこのヤニも取れるの?喫煙者が歯のクリーニングをやってみた(前編)
全体の2割が、男性客
本格的な施術に入る前に、ちょっと気になっていたことを1つ質問してみました。
「男性でこのクリーニングを受ける人って、実際にいるんですか?」
「はい。実はお客様の2割が男性の方なんですよ」
なんと、10人中2人は男性客とのこと。
てっきり女性客ばかりだと思ってました。
聞くと、たばこを吸う人だけでなく、身だしなみを気にする重役レベルの方も結構来られるのだとか。
それから、最近はWEB系に勤めるイケイケな若手も増えているそうです(笑)
いよいよ、クリーニング開始。
まずはお塩のパウダーを使って、歯の表面についた茶渋やヤニを落とします。
塩分がしょっぱくないようにと、舌の上にコットンを置いてくれました。その気遣い、さすがです。
「シミたり痛みを感じたりしたら、すぐに左手を挙げてくださいね」
「はい」(えっ、痛みとか感じるの?コレ…)
しかし、フタを開けてみれば何のことはありません。
歯医者でよく耳にする「ガガガガ」も「キィィーーーン」も一切なし。そして、全く痛くない!
専用のパウダーと水を混ぜた液体をジェット噴射することにより、歯の表面を傷つけることなく着色汚れを落とせるのだそうです。すごい技術ですね。
1回、起き上がって口をゆすぎます。
「痛みとかありませんでした?」
「全然大丈夫です。 そんなことより、このふかふかのベッド超気持ちいですね」
案外、この状況を満喫しているスタッフHでした。
さっきと違って「キィィィ…」という、いわゆる歯医者っぽい音がしましたが、やはり全く痛みはありません。
歯石取りが終わったら、続いてフロス(歯間ブラシ)で歯の隙間の汚れを落としていきます。
こちらも全く痛みはありません。ただひたすら、気持ちいいだけです。
ちなみに、使用するフロスはハリウッドセレブ御用達の最高級品とのこと。その説明を聞いただけで、ちょっとリッチな気持ちになれたスタッフHでした。
今度は、ちょっと変わった機械が登場。
先端を回転させ、その力で歯についたバイオフィルム(細菌の塊)を除去してツルピカに仕上げます。
また、歯の表面をコーティングして、汚れやプラークがつきにくくする効果もあるそうです。
ヤニ汚れの酷かったヘビースモーカーの歯が、どんどん艷やかになっていきます。
最後に、舌のクリーニング。
セラピストさんが素晴らしいソフトタッチで、口臭の原因となる舌苔を優しく除去してくれます。
クリーニングはこれにて終了。
どれくらいキレイになったのか、再びモニター画面でチェックします。
「かなりキレイになりましたね!」
どれどれ…
「うお!!!めっちゃキレイになってる!!!!!」
想像以上に白い歯になっていて、興奮するスタッフH。
すっかり気分がよくなって、このニヤニヤ顔です。
「本当に、ありがとうございました!」
ちゃっかりセラピストさんの手まで握らせてもらいました。
「俺は生まれ変わった…」
来た時のビビリはどこへやら。颯爽とオシャレな廊下を歩いて戻るスタッフH。
その背中には、謎の自信がみなぎっています。
ロビーにてお会計を済ませ、これで全て終了。
ちなみに、今日受けたのは1回8000円のメニューでした。
「これくらいの価格なら、月1のペースでも通えそうですね」
スタッフHのニヤニヤは止まりません。
会計後は、そのままセラピストさんがエレベーターまで見送ってくれました。
歯が白くなって自信がついたスタッフHは、「今なら行ける!」と果敢にアプローチ。
「今日の夜、空いてますか?」
「ありがとうございました!」
深々と、見事なお辞儀を見せてくれたセラピストさん。最後まで顔を上げることはありませんでした。
「こちらこそ、ありがとうございました…」
心の中で泣きながら、スタッフHは彼女に別れを告げました。
クリーニングで愛煙家の歯もこんなにキレイに!
最後は見事に撃沈したものの、クリーニングの成果は目を見張るものがありました。
たばこのヤニで汚れたスタッフHの歯は、こんなにキレイになったのです!
【Before】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【After】
いかがですか?この違い!クリーニングを受ける前後の差はもう一目瞭然でしょう。
「俺は生まれ変わった…」
この発言も、あながち間違いではないのかもしれません。
「次は、ホワイトニングやりたいな…」
何だかんだでノリノリで、新たな境地を開きつつあるスタッフHでした。
(編集・執筆:サムライト)