銀歯よりもこんなにいい!歯医者がセラミックをオススメする5つの理由

銀歯よりもこんなにいい!歯医者がセラミックをオススメする5つの理由


虫歯治療といえば、銀歯を使うのが一般的。しかし、ここ最近の治療ではセラミックを選ぶ人が増えていると言います。セラミックとは、瀬戸物などの焼き物に使われる素材で、天然の歯と見分けがつかないほど自然に作られた被せ物の歯のことです。

コストは高めですが、銀歯よりもメリットが多いため、今は患者にセラミックを勧める歯医者も多いのだとか。とは言え、いきなり「セラミックにしませんか?」と言われても、十分な知識がなく、躊躇してしまう人もいるでしょう。

そこで今回は、歯医者がセラミックをオススメする理由を5つご紹介。この先を読んだら、あなたも「もう銀歯には戻れない」と思うかも…?

なぜ銀歯よりセラミックの方がいいの?理由その1:目立たない

当然ながら、銀歯は目立ちます。銀歯が見えると、話し相手も自然とそちらに目が行くので、それが気になって「人と話すのが億劫になる」「うまく笑えない」といった悩みを抱えている人も少なくないかもしれません。

一方、セラミックの場合、天然の歯の中に溶け込む自然な仕上がりなので、口を開けて笑っても目立ちません。その結果、人前でも自信を持って話せるようになり、自然と笑顔も素敵になります。

理由その2:歯が白くなる

最近は歯のホワイトニングをする女性が増えるなど、美しい歯へのニーズがどんどん高まっています。白い歯の方が顔全体の明るさも増し、若くキレイに見えますからね。

セラミックは自分で白さの度合いを選べるため、天然の歯よりも白くすることも可能です。また、経年的な色の変化がないので、白い歯を半永久的に維持できます。美しい歯を手に入れたい人には、セラミックは非常にオススメです。

理由その3:虫歯になりにくい

Anatomical jaw model
銀歯は虫歯の再発率が高いと言われています。数年経つと銀歯は口の中で劣化し、銀歯と歯の間にすき間ができてきます。そこに汚れが溜まって虫歯ができるのです。また、銀歯は粘土を使って手作業で型を取るので、そこで生じる誤差も歯のすき間を作る要因となります。

しかしセラミックなら、そんな心配は要りません。セラミックは陶器の一種なので、口の中に長期間入っても安定し続けます。しかも型はコンピュータ上で作って機械で削り出すので、歯にピッタリくっつきます。だから銀歯と比べて格段に虫歯の再発率が低いのです。

理由その4:汚れがつきにくい

銀歯には表面に細かい傷がたくさんあり、その中に汚れが入り込みやすいというデメリットもあります。この汚れは歯ブラシで磨いても落ちにくく、やがて細菌が繁殖して口の中がネバネバする原因となります。

一方、セラミックの場合は、最初に表面をコーディングして焼いておくので、表面に傷がなく汚れも付きにくくなっています。そのため、長くキレイで清潔な歯を保てるのです。

理由その5:体に害がない

無害
金属は濡れたところで溶け出しやすい性質があり、銀歯を入れてしばらく経つと金属成分がイオン化して溶け始めます。やがて溶けた金属イオンによって歯や歯茎の色が黒ずみ、人によっては金属アレルギーを引き起こすケースもあります。

その点、セラミックは陶器なので心配ありません。ただし、中にはメタルボンドなどの金属を使用したものもあり、すべてのセラミックが100%安全とは限らないので注意が必要です。

セラミック治療をする際の注意点

ここまでセラミック治療のメリットを中心にお伝えしてきましたが、実際に治療する際にはいくつか注意点もありますので、あわせてご紹介します。

注意点その1:保険が効かない場合が多い

セラミックに使われる素材には、保険診療として認められない素材も多くあります。保険適用外の場合は自費診療となりますので、コストも当然高くなります。実際、セラミックは銀歯よりも割高になることがほとんどです。

注意点その2:金属アレルギーの人は素材の確認が必要

前述した通り、メタルボンドなど一部のセラミック治療では金属が使用されることがあります。金属アレルギーがある人は、使用する素材を事前に必ず医師に確認しましょう。

おわりに

歯がキレイな女性
いかがでしたか?最初は「セラミックって何?」と思っていた人も、世の歯医者たちが銀歯よりもセラミックを勧める理由をご理解いただけたのではないでしょうか。

セラミックは、健康的な面でも審美的な面でも銀歯より優れていると言えます。今まで銀歯しか取り入れたことがなかった人も、次に虫歯治療を受ける際にはぜひセラミックを選択してみてはいかがでしょうか。

ホワイトエッセンス 歯の健康サポート

 

(編集・執筆:サムライト


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ホワイトエッセンス 2015年2月23日